日米開戦を強硬に反対した、最後の海軍大将の
反骨心溢れる生涯。「海軍提督三部作」
帝国海軍きっての知性といわれた最後の海軍大将・井上成美。
彼は、無謀な対米戦争に徹頭徹尾批判的で、ドイツとの軍事同盟も
一度は潰させ、兵学校校長時代は英語教育廃止論をしりぞけ、
敗戦前夜は一億玉砕を避けるべく終戦工作に身命を賭し、
戦後は近所の子供たちに英語を教えながら、清貧の生活を貫いた。
「山本五十六」「米内光政」に続く、
著者のライフワーク海軍提督三部作堂々の完結編。

井上成美 (新潮文庫 あー3-14 新潮文庫) [ 阿川 弘之 ]
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